2014年 03月 18日
百億由旬楼と玉の番人 緑古耳 |
「ひゃくおくゆじゅんろうとぎょくのばんにんりょくこじ」とよみます。何のことかと思われるでしょうが、要は塔の置物とその中に居る妙な人形のことです。
由旬とは古代インドの長さの単位で1由旬がどの位の長さかについては諸説あるのですが
仏教教義の中では1由旬 7㎞ だそうです。
それに従うと「百億由旬楼」は7百億㎞もの高さのある塔ということになります。
世界の中心に聳え立つという「須弥山」でさえ8万由旬(或いは16万由旬)だというのに、この命名無茶苦茶恥知らず。
「玉の番人 緑古耳」というのも僕の造語です。写真の山の上に座ってるのが緑古耳。その山の窪みに入っているのが「玉」
窪みは三つあって其々に違った色の「玉」が入ってます。
この玉こそが三千世界のエネルギーの源だ。みたいな妄想。
「古代の遺跡の朽ちた石組の上にそっと置かれた古い緑色の耳」サラサラと砂礫の様な妄想です。
この「緑古耳」というの結構気に入ってるんです。
この玉の番人は最強です。
「玉」を奪おうとする者は、それはそれは恐ろしい技で一瞬の内にズタズタに引き裂かれるのです。
ん?
どっかのアドベンチャー映画か何かに出てくるB級キャラクターか?
僕の頭も結構チープな構造。
高さ約55センチ、6万3千円
by gyo-on_3
| 2014-03-18 17:18
| 作品_陶・金工